サターンノイドの博物誌

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宇宙と空と、たまに旅

満天の星空をISSが斬っていった

「夏だ!海だ!海水浴だ!」というわけで、琵琶湖にやって来た(海ではない…)。

 

なんと幸運なことに、本日ホテルのPCを借りて確認してみたら、ISS国際宇宙ステーション)直上コース!

これで見に行かない者はうつけである。

 

張り切って、ISS通過20分くらい前に外に出た。ホテル周辺はあまりにも明るくて急いで暗い場所を探す。見つけたスポットはホテルの裏。

 

そこは森とホテルに挟まれただだっ広い芝生だった。空も広くて素晴らしい場所だ。ただ、一つだけ問題が。

暗い場所を探していたわけだが、あまりにも暗すぎる。街灯がひとつもない。下見をしていない場所で、何にも見えないというのは結構怖いもの。

それでも「ISSを見るためならば!」と歩き始めた。そのうち目が慣れてきて見えるようになるだろう、と。

 

そう思った私はうつけであった。10分経っても全然見えなかった。真っ暗。

 

次第に波の音が聞こえてきて……琵琶湖だ。

いったいどこからが琵琶湖なのかもわからず……まさか、突然足踏み外して湖に落ちるとかないよな……なんて。

 

そしたら突然、目の前で何かがゴソゴソと動いた。

驚くと同時に、ピカッと光が。

人。同じく星屋のよう。懐中電灯でこちらを照らしていた。危うく踏むところだった。

 

それにしても、真っ暗な芝生で星を見ていたら、少しずつ何かが近づいてくるものがあるなんて、さぞ恐ろしい体験だっただろう。心の中で謝って、気まずいのですぐにその場を去った。

 

結局、途中で砂浜に突き当たり湖への落下は避けられた。

 

空には満天の星。近くに街があるというのに天の川も見えた。最高。

そして、後にも先にもこんなに素晴らしいISS通過はない、というほどの光景。琵琶湖のさざ波を聞きながら、誰もいない砂浜の上に拡がる満天の星空の真上を、ISSが斬るように飛んで行った。

 

コンデジしか持っていなかったが、そのとき撮ったのがこちら。

絶景だった。

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